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Column

お口の健康コラム

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歯磨き粉、洗口剤に何を期待する❓

みなさんこんにちは☆
津島市柳原町 名鉄津島線津島駅より徒歩7分
名鉄バス停東柳原町目の前
歯科医院専用駐車場15台で家族で愛西市からも通いやすい予防歯科を大切にする歯医者さんつしまファミリー歯科、歯科医師の安藤です☆
今回は歯磨き粉と洗口剤についてお話しさせていただきます。

はじめに

歯磨きの際、歯磨き粉をしようすることにより、「虫歯予防」「着色の除去」「爽快感を得ること」が可能となります。

さらに、洗口剤には歯磨き粉とは違った特徴があり、歯磨き後に使用したり歯磨きのかわりに使用するなど、効果的な使い方をすることで歯磨き粉の弱点を補う働きが期待できます。まずは歯磨き粉、洗口剤それぞれの成分や特性を理解することから始めてみましょう☆

・歯磨き粉とは

歯磨き粉とは、歯磨き時の効果をたかめるために用いられ、薬事法によって「清掃剤」「発泡剤」「粘結剤」「香味剤」などの基本成分のみからなる「化粧品」と、基本成分のほかに虫歯や歯周病の予防などを目的とする薬用成分が含まれた「医薬部外品」のものに分類されます。歯磨き粉を用いた歯磨きでは、用いなかった場合よりプラーク(歯垢)の再付着が抑制されたという報告もあります。

また、歯磨き粉を用いない歯磨きには虫歯予防効果に対する科学的根拠が乏しく、特にフッ化物配合歯磨き粉の利用が虫歯予防に欠かせないことは多くの臨床疫学的研究から明らかになっています。日本では、市販されている大部分のフッ化化合物配合歯磨き粉には900〜1500ppm程度のフッ化物が配合されており、このような歯磨き粉の普及が一人当たりの平均虫歯経験歯数の減少にもっとも大きく関与していると考えられています。医薬部外品歯磨き粉には虫歯予防の他、歯周病予防、知覚過敏抑制、口臭の防止などを目的とした、さまざまな薬用成分が含まれています。

・洗口剤とは

洗口剤も歯磨き粉と同様に、基本成分からなる「化粧品」と、薬用成分が含まれた「医薬部外品」があり、フッ化物洗口剤などは「医薬品」に分類されます。洗口剤は、通常の歯磨き粉では届きにくい部分にまで短時間で有効成分が到達しやすいことが利点です。エッセンシャルオイル配合洗口剤などバイオフィルムに対する浸透性が高く抗炎症作用を有するものもまります。

しかし、洗口剤はあくまで補助的役割をはたすもの、しっかりとしたブラッシングをすることは重要です。

歯磨きの洗口剤を補助的に1日2回使用することによって、プラーク沈着および歯肉炎の予防効果がさらに高まるという報告もあります。

ただし、フッ化物配合歯磨剤を使用した歯磨後に洗口剤を用いる場合には、フッ化物を口腔内から洗い流さないように注意して使用する必要があります。

つしまファミリー歯科にも、さまざまな歯磨き粉や洗口剤が用意してありますので、是非ご覧くださいね☆

津島市の歯医者 つしまファミリー歯科

tel0567−26−4335

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