みなさん、こんにちは☆
津島市の歯科医院、つしまファミリー歯科の院長安藤です。
今回は、歯磨き中に起こるオエッっとなる現象についてお話しさせていただきます。
歯磨きをしている最中、あるいはうがいをしているときに、オエッと吐き気をもよおした経験はありませんか❓
特に体調が悪いわけではないのに…。
このオエッの正体は咽頭部への摩擦によって起こる嘔吐反射です。
歯磨き中に喉の奥を刺激することで、反射的に吐き気をもよおすもので、例えば飲みすぎたときにのどに指を突っ込んで胃の中のものを吐き出そうとするのは、この反射を利用したものです。
つまり、決して体調不良や病気のサインではありません。
では、なぜ子供のときよりこの嘔吐反射が起きやすいのかといえば、胃が拡張した状態のときほど、嘔吐反射が起こりやすいからだと言われています。
しかし、消化器系の炎症や潰瘍がそうした反射を促すことも考えられます。
不自然な嘔吐反射が続くようなら医師に相談しましょう。
また、よく噛む習慣をつけると歯並びが良くなるのか❓
についてお話しをさせていただきます。
他人に与える印象を考えれば、歯並びはやはり大切です。
そこで意識の高い人は、早くから矯正に取り組むなどの対策を講じていますが、
幼少期であれば、食べ物をよく噛む習慣をつけることで、歯並びは改善できるといいます。
歯並びは主に、歯の形や大きさ、そして骨格で決まります。
これには遺伝によることも大きいですが、食べ物を咀嚼する動作には、舌が歯を押す動きを伴うため、
よく噛む習慣をつけることで、内側に傾いていた歯が正しい配列に改善された事例があります。
幼子の指しゃぶりや口呼吸はこうした歯並びを整えるための力が働かず、
歯列を整えるチャンスを逸していると言えます。
逆に指などで本来かからない方向に矯正力がかかり、出っ歯になってしまうことがよくあります。
大人になってから矯正治療は、小さな頃からの良くない習慣をなくすことによって回避できるかもしれません。
親御さんは早いうちから気がつけば注意してあげましょう。
ものを噛むと人の集中力はアップするのかということをお話させていただきます。
大リーグ中継などを見ていると、クチャクチャとガムを噛みながらバッターボックスに立つ選手を時折見かけます。
聞けば、ものを噛むというのは、集中力を高めるのに効果的なのでそうだが、本当なのでしょうか❓
これは実は、逆説的に実証可能です。
少なくとも、医学書にも、ものを噛むことで著しく集中力がアップするという記述は見当たらないですが、
不正咬合(噛み合わせの悪い状態)が集中力を低下させることは医学的に実証されています。
つまり”噛む”という行為が脳に与える刺激は大きく、集中力を増すほか、フレッシュアップも期待できそうです。
その点、スナック菓子などよりも、手を空けた状態で長く噛み続けられるガムは、仕事や勉強のお供にうってつけと言えるでしょう。
私も学生時代は良くガムを噛みながら勉強をしていました。
効果はあったのかは分かりませんが集中はできていたかと思います。
そもそも、しっかりものを良く噛む習慣がある人の方がお口の周囲の筋肉も常に動かすことになり、上下の歯をかみ合わせることになるので、正常な噛み合わせに繋がりやすいです。
2017年5月開業 津島市のやさしい歯医者、つしまファミリー歯科へ
TEL0567−26−4335
皆様のご来院をスタッフ一同、笑顔でお待ちしています☆