みなさん、こんにちは☆
津島市の歯科医院、つしまファミリー歯科 歯科医師の安藤です。
幼少の頃は「将来は宇宙飛行士になりたい‼︎」と夢見ていた人も少なくないと思います。
しかし、宇宙飛行士とはいうまでもなく狭き門。
なにしろ虫歯が一つあるだけでもNGという話しは、間違いで、実際にはしっかり詰め物をして治療してあれば大丈夫だそうです。
しかし、虫歯が一つのネックになるのは間違いなさそうです。
一体なぜなのか?
実は宇宙空間というのは、地球上よりも歯が痛みやすい環境なのです。
地球を1気圧とした場合、宇宙船内こそ同じ気圧に保たれているものの、船外活動中は宇宙船内を0.3気圧にまで減圧といいます。
理論上、この気圧の差が虫歯の痛みの原因になります。
特に、歯の膜の袋や空洞がある場合はかなり厳しいです。
たとえば、歯膜の先端にある歯槽骨内に膿の袋(嚢胞)ができることで痛みが起こる根先性歯周炎の場合、気圧が下がることによって嚢胞がどんどん膨らみ、周りの神経を圧迫して激しい痛みが発生することも考えられます。
なお同様に、治療済みの虫歯でも、詰め物のまわりに空洞があると、同様の痛みが発生することもあるそうです。
さらにいえば、歯痛には心因性や神経障害性のものも珍しくありません。
宇宙空間という特異な環境がもたらすストレスが、歯の痛みを増大させる可能性だってゼロではありません。
もし宇宙飛行士になる夢を追いかけるのなら、虫歯は今のうちに治しておきましょう🌟
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