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キシリトールについて

みなさん、こんにちは✨ 名鉄津島線津島駅より徒歩7分名鉄バス停東柳原町目の前 歯科医院専用駐車場15台で家族で通いやすい予防歯科を大切にする津島市の歯科医院(歯科・歯医者) つしまファミリー歯科、歯科衛生士の奥村です。

今日はキシリトールについてお話します!

キシリトールとはソルビトールやマルチトールと同じ糖アルコールという甘味炭水化物の仲間です。自然界では多くの果実や野菜に含まれています。また、人の肝臓でも、1日当たり約15gのキシリトールが作られています。

キシリトールは、糖アルコールの中で最も甘く、砂糖と同じ甘味度を持っています。

キシリトールを始めとする糖アルコールは、むし歯の原因になりません。糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。また、キシリトールの方が甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。

酸を作らないこと、そして、唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。

キシリトールには、「むし歯の発生や進行を防ぐ」という、他の糖アルコールにはない特徴的な効果があります。キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、歯を固くします。さらに、キシリトールには、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を弱める働きも持っています。

キシリトールがむし歯を防ぐ理由は、大きく二つに分けることができます。一つは、キシリトールだけでなく他の糖アルコールも持つ唾液分泌の促進と再石灰化作用であり、もう一つはキシリトールだけが持つ酸を作らないことと、歯垢中の酸の中和促進、ミュータンス菌の代謝の阻害です。

キシリトールの効果が期待できるお菓子は、ガムかタブレットに限られます。これ以外のお菓子や食品、例えば、ケーキやジュース類にキシリトールが含まれていても、むし歯予防の効果は期待できません。なぜなら、ガムやタブレット以外でキシリトールが口の中に長くとどまるものがないからです。また、これらのお菓子には、キシリトールができるだけ高濃度(50%以上)で含まれていることと、砂糖などの発酵性の甘味料が含まれていないことが必要です。

キシリトールだけで、むし⻭を予防できるわけではありません。
⻭磨きや規則正しい⾷⽣活、⻭科定期健診など正しいお⼝のケアの補助として毎⽇の習慣にプラスしてください。⾷後や⾷間に1⽇3~5回を⽬安に摂取すると効果的です。

当院でもキシリトール100%配合タブレットを販売しています。

分からないことや聞きたいことがあればお気軽にお声かけください!

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