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★お子様の歯磨き★妊娠中の虫歯は赤ちゃんにどう影響する❓ミュータンス菌について

みなさん、こんにちは😊
津島市の歯科医院

つしまファミリー歯科 歯科衛生士の平野です✨

我が家には2人子供がいるのですが、ただいま夏休み真っ只中!!

ついついお菓子やアイスを食べすぎたり、ダラダラ不規則な時間におやつ…なんてことも増えてしまっています😰
そんなお子様もいらっしゃるのではないでしょうか!?

そこで大事なのは、やはり『歯磨き』になってきます。

幼児期後半になってくるとある程度の汚れを落とすことができる子もいますが、まだまだしっかりと汚れを落とすことは難しいです💦
生えたての永久歯は未成熟で酸に弱く虫歯になりやすいのです😰

乳歯と永久歯が入り混じっていると歯並びが凸凹しているため歯垢を落とすのも簡単なことではありません。

なので、保護者の手で仕上げ磨きをしてあげることが重要になってきます😊
特に睡眠中は唾液の分泌が減ってしまうので、夜寝る前はしっかりと仕上げ磨きをしてあげてくださいね✨

いつまで仕上げ磨きをするかは、お口のなかの状態などによって個人差があると思いますが、小学校高学年くらいまでは続けていただけるとよいかと思います👍

小学校高学年は永久歯への生え変わりも進む時期です。

第二大臼歯はだいたい12歳頃生えてきます。

(個人差があります)

高学年を過ぎても磨けていなかったり虫歯が多いようであれば仕上げ磨きやチェックをしてあげることも必要です😉

歯ブラシで磨くだけではなくフロスで歯と歯の間のお掃除をしてあげるのも虫歯予防に効果的です✨

フッ素入りの歯磨剤も効果的です✨✨

仕上げ磨きのあとにはこちらがオススメです✌️

(牛乳アレルギーのある方はご使用になれません。)

大切なお子様の歯を守るためのお手伝いをさせていただきたいと思っております☺️

わからないことあれば、気軽にお声がけ下さいね✨✨

また、よく「妊娠中は、虫歯や歯周病になりやすい」と聞きますが、歯や口の病気であっても、赤ちゃんに影響するのでしょうか❓また、具体的にはどんな影響でしょうか❓

という質問ありましたのでお答えさせていただきます。

重度の歯周病は、早産や低体重児出産などを招くことがあります。

妊婦さんが重度の歯周病にかかっていると、歯周病の原因菌が赤ちゃんの発育を妨げたり、早産や低体重児出産になどを招く可能性があります。

また、妊娠中に虫歯ができてしまっても、お腹の赤ちゃんには影響しませんが、生まれた後に、虫歯の原因菌が親子間で伝播することがあります。

・妊娠期の重度な歯周病が及ぼす、胎児への影響

主に歯の表面で定着、増殖するミュータンス菌と違って、歯周病原細菌は血液中に侵入して増殖する傾向を持っています。歯周病原細菌が血流に乗って支給に到達すると、胎盤に感染が波及することもあります。それによって子宮内で炎症が起こると、羊水まで歯周病原細菌に感染してしまったり、胎児が発育不良になったりすることが危惧されます。また、歯肉が炎症を起こすと産生される炎症性サイトカインやプロスタグランジンE2といった物質には子宮の収縮を誘発する作用があることから、歯周病による歯肉の炎症状態が長く続き、これらの物質の血中濃度が上昇することで、早産を招くとも考えられています。

30代後半〜40代の妊婦が増加してきている現状では、妊娠前からすでに歯周病を発症してしまっている方も少なくありません。妊娠に気づいた時点で歯周病を発症していた場合は、歯科医師に相談してください。病状が重篤化して胎児に影響を及ぼさないうちに、可能な範囲で処置を受けることが勧められます。

本格的な歯周病の治療までしなくとも、応急処置を受けて歯肉の炎症を抑えるだけでも、胎児への影響はかなり軽減できるはずです。

・妊産婦の虫歯が及ぼす、子供への影響

妊娠期の虫歯が、胎児の発育に直接的に影響を及ぼすという報告は現状ではありませんが、重篤化した虫歯によって歯の疼痛や崩壊といった症状があると、食事に支障が出て十分な栄養摂取ができなくなることが懸念されます。このような状態が続くと、胎児に供給される栄養素が不足する事態が危惧されます。

また、家庭内に虫歯が多く口腔内環境が不良な人がいると。出生後の子供へのミュータンス菌の伝播リスクが高まり、乳幼児期の虫歯の促進を招く可能性があります。

歯科医療従事者は、虫歯のある妊婦には安定期に歯科治療を受けるよう伝えましょう。

また、家族全員が歯磨きをしっかり行って口腔内を清潔に保ち、日頃から唾液中の細菌数を減らす努力をすることも大切です。

また虫歯の原因についてもお話しします。

虫歯の原因はミュータンス菌。

その菌には、糖分(主に砂糖)から粘着性の物質を合成して歯の表面に定着する性質があります。

そのため、まだ、乳歯しかはえていない新生児や乳児のうちや、糖分を含んだ食べ物を摂り始めないうちは、口腔内に侵入しても留まることはできません。

ミュータンス菌の定着が最も起こりやすいのは、乳歯が奥歯まで生えてきて、糖分を含んだジュースやお菓子類を摂り始める1歳半から2歳頃です。しかし、それよりも前にミュータンス菌が定着してしまう乳幼児も少数ながらいるため、乳歯が生えてきた時点で注意は必要でしょう。

とはいえ、ミュータンス菌の伝播の予防を一般の感染症予防のように親密に考えすぎると、日常生活がかなり制限されてしまいます。食べ物の口移し、親の唾液がついたスプーンの共用、親の歯ブラシを使った子供の”仕上げみがき”などは避けるべきですが、親のお皿の料理を子供に食べさせたり、子供の親やおでこにキスしたりすることなどまで制限する必要はありません。過剰に気にしすぎるせいで食事を楽しむ雰囲気が損なわれたり、親子のスキンシップが少なくなったりすることのほうがよほど心配です。

☆子供の虫歯から守るために

ミュータンス菌の伝播の予防には、家族全員が歯磨きをしっかり行って口腔内を清潔に保つことが1番です。ミュータンス菌に限らず、純粋な唾液中には存在しないので、ミュータンス菌の温床となるプラークを除去し、唾液中の細菌数を減らしておくことで伝播リスクが低減されます。反対に家庭内に虫歯菌が多く口腔環境が不良な人がいると、プラークや虫歯の穴の中のミュータンス菌が唾液中に混入するため、伝播のリスクが高まってしまうといえます。

細菌の伝播を防ぎ、こどもを虫歯から守るには、①歯磨きをしっかり行って口腔内を清潔に保つこと、②糖分の摂り方に気をつけることが大切です。

また、歯磨きが子供にとって”ごく自然な日常行動の1つ”として身につくよう、食後や就寝前は家族で一緒に歯磨きをする習慣をつくりのも良いでしょう。

 

2017年5月開業 津島市のやさしい歯医者
つしまファミリー歯科へ
TEL‪0567−26−4335‬

皆様のご来院をスタッフ一同、笑顔でお待ちしています☆

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