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むし歯発生のメカニズム

みなさん、こんにちは✨

名鉄津島線津島駅より徒歩7分名鉄バス停東柳原町目の前

歯科医院専用駐車場15台で家族で通いやすい予防歯科を大切にする津島市の歯科医院(歯科・歯医者)

つしまファミリー歯科、歯科衛生士の今田です✨

今日は、むし歯の発生についてお話したいと思います。

皆さんはむし歯がどのようにできてしまうかご存知ですか?

甘い物をたくさん食べたり歯を磨かなかったりするとできてしまうというのはご存知の方も多いと思います。ではそれはなぜでしょう?

むし歯とはミュータンス菌などのむし歯原因菌が出す酸によって、歯のカルシウムが溶かされ、歯がもろくなり、ついには穴が開いてしまう病気の事です。むし歯は歯周病と同じように、重症になるまでは自覚症状が少ない為自分では気が付きにくいことがあります。

むし歯の原因

むし歯は様々な要因が重なって発生します。そのうち大きく関わっているのが、糖質(ショ糖)、原因菌(ミュータンス菌)、歯質(エナメル質 象牙質)です。

①細菌(ミュータンス菌)

ミュータンス菌は約1/1000㎜の球状の菌です。歯垢(プラーク)となって歯の表面に付着し、糖質から酸を作り出します。その酸が、歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして歯をもろくしてしまいます。

②糖質

食べ物に含まれている糖質は、ミュータンス菌が酸を作る材料に使われます。間食が多い人や、甘い物をよく摂る習慣のある人は歯の表面が酸にさらされる時間が長くなるため、むし歯になりやすくなります。

③歯質

歯が作られる時の環境の違いなどで個人差はありますが、エナメル質や象牙質の状況でむし歯になりやすい人もいます。特に乳歯や生えたての永久歯は注意が必要です。

丈夫な歯を育てるためには、歯の土台を作る良質なタンパク質、歯の再石灰化のために必要なカルシウムやリン、また、これらがうまく働くためのビタミンなどの栄養素が必要です。バランスのよい食事を心がけましょう!

むし歯の症状

●CO (シーオー)初期むし歯

歯に穴はあいていないが、カルシウム分が少なくつやがなくなり、白く濁って見えたり薄い茶色に見えたりします。

痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

●C1(エナメル質のむし歯)

歯の表面(エナメル質)に穴があき、欠損がある状態です。

痛みやしみる感じはない場合が多いです。

●C2 (象牙質まで進んだむし歯)

むし歯が歯の内部に広がり象牙質まで進んだ状態です。

冷たい飲食物がしみることがあります。

●C3 (歯髄まで進んだむし歯)

むし歯が歯髄(神経)まで進んでいる状態です。

激しい痛みを感じることが多く、放置すると神経が死んでしまい、痛みがなくなることもあります。

●C4 (歯根だけ残ったむし歯)

歯冠部(歯肉から上の部分)がほとんど崩壊し、歯根だけ残った状態です。

歯髄(神経)が死んでしまい、痛みがなくなる場合があります。歯根の先に膿が溜まると激しい痛みが起こります。保存治療は困難なため、歯を抜くことになります。

むし歯の予防法

むし歯を予防するためには原因となる歯垢(プラーク)をきちんと取り除くことと、歯の質を強くすること、砂糖の摂り方に注意することが大切です。

☆セルフケア

歯垢を除去するためには丁寧な歯みがきを心がけ、むし歯になりやすい歯と歯の間の清掃をしましょう。

☆歯質の強化

歯の質を強くするためにはフッ素を上手く活用しましょう!

フッ素には歯の質を強くし、再石灰化を促進し細菌の働きを弱める働きがあります。フッ素配合の歯磨き剤を使用したり、歯科医院でのフッ素塗布を実施しましょう。

☆飲食、砂糖の摂り方

「だらだら」の飲食は控えましょう口の中は唾液の働きで中性に保たれていますが食べたり飲んだりすると酸性に傾きます。酸性の時間が長いとむし歯になりやすくなりますので糖分の摂り方には注意しましょう。

歯は一生の宝物です。むし歯や歯周病で大切な歯を失わないようにお家でのセルフケアと定期的な歯科医院でのお掃除でご自分歯を守りましょう!

予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、小児(こども)歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療なら

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TEL 0567−26−4335

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