*

Blog

ブログ

*

誤嚥性肺炎

みなさん、こんにちは

名鉄津島線津島駅より徒歩7分名鉄バス停東柳原町目の前

歯科医院専用駐車場15台で家族で通いやすい予防歯科を大切にする津島市の歯科医院(歯科・歯医者)つしまファミリー歯科、歯科衛生士の今田です。

今回は誤嚥性肺炎についてお話したいと思います。

皆さんは誤嚥性肺炎と耳にしたことありますか?

日本人の死亡原因の第3位は肺炎ですがその中には誤嚥性肺炎も含まれます。

それでは誤嚥性肺炎とはどのようなものでしょうか?

本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じた肺炎。 老化や脳血管障害の後遺症などによって、飲み込む機能(嚥下機能)や咳をする力が弱くなると、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなります。 その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。

この誤嚥性肺炎は高齢者が引き起こす割合が非常に高く、死亡割合も高い病気です。

通常食べたものは食道を通り胃に入ります。これは食べたり、飲んだりするときに脳から「食べ物を食べましたよ」というサインが送られることによって肺につながる気管の弁が閉まり、肺に入ることなく胃に向かわせることが出来ているのです。

しかし、老化によりこの脳から出すサインに鈍りが生じてまい、気管の弁に隙間ができそこから食べ物や唾液・胃液が肺に入ってしまい発症するのが誤嚥性肺炎です。

また人体には飲み込んだものをのどから食道まで運ぶ働きである嚥下反射(えんげはんしゃ)という機能が備わっていますが、高齢になるとこの機能が低下してしまい誤嚥を引き起こしてしまいます。

★誤嚥性肺炎の予防について

誤嚥性肺炎の予防には、次のことを心がけましょう。

(1)口腔の清潔を保つ
口腔は肺や胃腸の入り口です。適度な湿度と温度が保たれている口腔は細菌にとって居心地よく、歯磨きやうがいを怠るとすぐに細菌が繁殖します。そのため歯磨きをしっかり行ない、口のなかの細菌を繁殖させないこと、そして肺へ運び入れないことが重要です。

(2)胃液の逆流を防ぐ
ゲップや胸焼けなどがある場合は、胃液の逆流が起こりえます。その場合、食後2時間ほど座って身体を起こしていることで、逆流を防止できます。

(3)嚥下反射を改善する
嚥下とは物を飲み下すことをいいます。これがうまくいかない状態を嚥下障害といい、誤嚥性肺炎を引き起こす原因のひとつです。

嚥下障害予防にはご自宅でのトレーニングが有効です。普段からお口の体操や発声練習などを取り入れてお口の機能が低下しないようにすることが大切です。

ご家庭に高齢者の方がいる場合には誤嚥性肺炎の予防などを心がけましょう。

予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、小児(こども)歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療なら

津島市の歯医者(歯科・歯科医院)つしまファミリー歯科へ

TEL 0567−26−4335

ページの先頭へ戻る