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親知らずについて

みなさん、こんにちは✨

名鉄津島線津島駅より徒歩7分名鉄バス停東柳原町目の前

歯科医院専用駐車場15台で家族で通いやすい予防歯科を大切にする津島市の歯科医院(歯科・歯医者)

つしまファミリー歯科、歯科衛生士の今田です✨

段々と気温が低くなり体調の崩しやすい季節になりましたが皆さんは大丈夫ですか?免疫力をアップさせ風邪などひかないように気をつけましょうね!

今回は親知らずについてお話したいと思います。

患者様の質問のなかでも親知らずについての質問が多くあります。皆さんは親知らずについてどのくらいご存知でしょうか?

親知らずとは?

親知らずとは大人の奥歯の中でも最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)が正式名称で智歯(ちし)とも呼ばれています。永久歯の中で最後に発育します。永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずが生える時期が概ね10代後半から20代前半であり親に知られることなく生えてくる歯であることから親知らずと呼ばれています。

親知らずは一般的には上あごの左右2本と下あごの左右2本で計4本ありますが、元々親知らずがない人や4本揃ってない人など個人差があり親知らずが生えてくる場所がない人、生える方向が通常ではないと埋まった状態で生えてこなかったり傾いて生えてきたりします。

親知らずの病気

親知らずは歯肉に部分的に被ったままになることにより不潔になりやすく、歯肉の炎症を起こしやすい状態となってしまいます。これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び20歳前後の人に発生する頻度が高い疾患です。この智歯周囲炎になった場合は抗菌薬や消炎鎮痛剤の投与したり炎症を鎮めた後に歯肉弁切除を行い様子を見ることがあります。でも何回も繰り返すような場合は抜歯することが適当と考えられます。

親知らずは全て抜いた方が良いのか?

親知らずだから全て抜くというのではなく、正常に生えて機能している場合や手前の歯が抜けてしまった場合などその部分を補うために土台に利用できるため残しておいた方がいい場合もあります。

☆抜いた方が良い場合

●親知らず自体あるいは手前の歯も虫歯になってしまった場合

親知らずは一番奥なので治療器具が届きにくく、その後の手入れも困難です。親知らずが虫歯になったらあえて治療せずに抜いてしまった方が良い場合があります。親知らずの虫歯を長期にわたって放置すると手前の歯までも悪くなりすぎて失ってしまう場合もあります。

●横向きに埋まっていて前方の歯に障害を及ぼしている場合

親知らずが横向きに埋まっていると智歯周囲炎や手前の歯の根が溶かされて侵食されることがあるので親知らずを抜くことが多いです。

●いつも食べ物がつまる、歯肉の腫れ痛みを繰り返している場合

親知らずが中途半端に生えていて、歯の一部だけが見えている場合は食べ物が詰まりやすく、不潔となり周囲の歯肉に炎症を起こしやすくなっているため腫れや痛みを繰り返します。

☆抜かなくてもいい場合

●親知らずが上下できちんと生え、かみあっている。

親知らずがあごに直立して生えて、お互いにかんでいる場合。

●あごの骨の中に完全に埋まっていて問題がない。

親知らずがあごの骨の中に完全に埋まっていて周りの歯や骨に悪い影響を与えることがなければ抜く必要はありません。

●入れ歯やブリッジの土台として親知らずが必要な場合

ある程度真っ直ぐ生えている親知らずは前方にある歯をなくした場合でも削ってブリッジの土台に使ったり、入れ歯のバネをかけることができるので残しておいた方が良いことがあります。

いずれにしても親知らずは一番奥に位置するため歯磨きが難しく管理が困難な場合があります。その場合の歯磨きの仕方や歯ブラシの選び方など気をつけるだけでも磨き残しを減らすことができます。

親知らずが生えている方や親知らずがあるのか知りたい方などなにか気になることがありましたらお気軽にスタッフに聞いてみてくださいね。

予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、小児(こども)歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療なら

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