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骨粗鬆症について

こんにちは!津島市の歯科医院、歯科衛生士の渋谷です!

今日は骨粗鬆症についてお話しします🌈

◎骨粗鬆症とは

 

骨の強度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気を「骨粗しょう症」といいます。骨粗しょう症により骨がもろくなると、つまずいて手や肘をついた、くしゃみをした、などのわずかな衝撃で骨折してしまうことがあります。

骨粗鬆症は特に女性に多い病気で、患者さんの80%以上が女性といわれています。女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。

そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

◎骨粗鬆症の危険因子は??

①身体的特徴

•高齢者

•女性ホルモンの減少

•骨粗鬆症による骨折の家族歴

•やせすぎ

②生活習慣

・過度の飲酒

・喫煙

・カルシウム不足

・運動、日照不足

③そのほか

・薬

・胃切除、排卵摘出の既往

◎骨粗鬆症の治療法・治療薬

 

骨粗しょう症治療の目的は、骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。治療の中心は薬物治療になりますが、骨粗しょう症の発病には、食事や運動などの長年の習慣も深く関わっています。そのため、薬物治療とともに食事療法や運動療法も並行して行い、骨強度を高めていくことが重要です。

食事療法

 

基本的な栄養素が充足している事を確認し、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取を勧めます。

ちなみに…

カルシウムを多く含む食材とは🧐

↪︎牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。

ビタミンDを多く含む食材とは🧐

↪︎サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲ、卵などビタミンDは日光浴でもつくられます☀️

カルシウムの吸収を助けるビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でもつくられます。夏の直射日光を長時間浴びることは、皮膚が赤くなるなどダメージにつながりますが、適度な日光浴は骨の健康に役立ちます。冬であれば30分~1時間程度散歩に出かけたり、夏であれば暑さを避けて木陰で30分程度過ごすだけで十分です

薬物療法

 

ビスフォスフォネート系薬剤(破骨細胞に作用し、過剰な骨吸収を抑えることで、骨密度を増やす作用があります)デノスマブ(破骨細胞の形成や活性化に関わるたんぱく質(LANKリガンド)に作用して、骨吸収を抑制します)など他にもたくさんの薬剤があります。

運動療法

 

骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。 散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど、日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう🚶🏼‍♀️

◎口腔との関連は🧐???

骨粗鬆症やがんの骨転移の治療に使う「ビスホスホネート製剤」という薬の副作用によって、顎の骨が壊死(えし)や骨髄炎を発症する患者が増えているといわれています。発症はまれですが、効き目の高い薬のため服用する人は多い。顎骨の壊死に抜本的な治療法はなく、虫歯や歯周病の治療などの予防が重要になるといわれています。

お薬を飲まれている方や気になることがありましたら気軽にスタッフにお声掛け下さい😊

津島市のやさしい歯科医院つしまファミリー歯科へ

TEL0567-26-4335

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