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嚥下障害のリハビリテーション

こんにちは、愛知県津島市にあります、つしまファミリー歯科 歯科衛生士の今田です。

2月も中旬になり寒い日と暖かい日が繰り返すようになりましたね😊   早く暖かくなるのが楽しみです🌷

前に嚥下障害についてお伝えしましたが、今回は嚥下障害のリハビリテーション(基礎訓練)についてお話しますね。

基礎訓練は、食べ物を使用せずに行う訓練です。実際に食べる前に、食べるために必要な筋肉を動かしたり、刺激をあたえたりして口腔周辺の運動や感覚機能を促し、摂食により誤嚥のリスクを予防して安全に食を楽しむことを目的とします。

普段の生活にこの基礎訓練を取り入れることで嚥下障害の予防になりますので是非実践してみてくださいね。

ここからはいくつかご紹介しますね

✼口腔ケア 

食べ物のカスが残存していると歯垢や歯石、舌の汚れとなり細菌の増殖を招いてしまいます。口の中の汚れを取り、衛生的に保つためのケアを行うことで細菌を減らし、誤嚥性肺炎を予防することができます。

✼ 嚥下体操

嚥下体操は嚥下に関わる首や肩、胸郭、口腔器官の運動を行い、嚥下を行いやすくするための体操です。

① おなかに手をあてて、おなかが膨らむように鼻から息を吸って、おなかがへこむようにゆっくり口から吐く深呼吸を数回繰り返す

② 首を回す

③ 首を左右に倒す

④ 肩を上げ下げする

⑤ 両手を上げて軽く背伸びをする

⑥ 頬を膨らませたりすぼめたり2〜3回繰り返す

⑦ 舌を左右の口角を触れる2〜3回繰り返す

⑧ 息がのどに当たるように強く吸って止め、3つ数えて吐く

⑨ 「パパパ、ラララ、カカカカ」とゆっくり言う

⑩ ①の深呼吸を数回繰り返す

✼ 顔や首、口周辺のマッサージ

時間のある時やお風呂に入って筋肉が柔らかくなっている時などに、指や手の甲でやさしくマッサージする

✼ 肩や首のストレッチ

両手を上げたり下げたり、首を傾ける、回すといったストレッチをすることで飲み込みに必要な筋肉が鍛えられる他、誤って食べ物が気管に入ってしまった際に外に出す力をアップします

✼ 早口言葉や4つの音を繰り返す

早口言葉を言ってみたり「パタカラ、パタカラ」を繰り返し言うことで噛むとき、飲み込む時に必要な口の動きをスムーズにする練習になる

✼ 口の体操

鏡を見ながら大げさに顔を動かしてみたりする

✼ 歌をうたう

歌をうたうことで腹筋が鍛えられ、食べ物が気管に入り込んだ時に外に出す力が高まります

このような簡単な基礎訓練を行うことで嚥下障害の予防になったりまた嚥下障害の症状が改善することがありますのでご家庭で実践してみてくださいね。

気になる症状やご質問などありましたらお気軽にスタッフにお聞きくださいね。

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