*

Blog

ブログ

*

高齢者の嚥下障害

こんにちは、愛知県津島市にあります、つしまファミリー歯科 歯科衛生士の今田です。

みなさんは嚥下(えんげ)という言葉はご存知でしょうか?

嚥下(えんげ)とは食べ物や飲み物などを飲み込む動作のことをいいます。「食べること」「飲むこと」は、命を維持することと同時に、人にとっては生きるうえでの大きな楽しみでもあります。

今回は嚥下障害についてお話したいと思います。嚥下障害とは飲み込む動作に障害がある状態をいいます。

さまざまな原因から嚥下障害が起きると、食べること、飲み込むことに困難になり生活の質が下がってしまったり、楽しみだったはずのお食事が苦痛なものになってしまう場合もあります。

しかし、嚥下障害がある場合でも食事の工夫やリハビリを行うことで、再び食事の喜びを取り戻すこともできます。

まずは嚥下障害の症状について知り、ご家族やご本人が嚥下障害に気づくことが重要です。

☆嚥下障害の症状

・食べるとむせる

・固形物を噛んで飲み込みづらくなる

・食事に時間がかかる

・食べると疲れる

・食後に痰が出る

・食事を摂るとガラガラ声になる

・食べ物が口からこぼれる

・飲み込んでも食べ物が口の中に残る

・食べ物がのどにつかえる

・食事中や食後に咳が出る夜に咳が出る

・口の中の汚れが強い 口臭が強い

このような症状によって以下のようや状況を引き起こす可能性が高くなります。

〈窒息〉食物が完全に気道を閉鎖してしまい呼吸困難に陥ります。嚥下障害のあるかたは食物が間違って気道へ入り込むことが多いため窒息リスクは高くなります。

〈食べる楽しみや意欲が減退〉飲み込みにくいため食べる気がなくなったり、食べると疲れるからと食後に対する気持ちが減ってしまいます。

〈栄養不良〉飲み込みやすいものばかり食べる傾向になるため、栄養バランスが崩れやすく体調不良の原因となります。

〈脱水症状〉むせるのを避けて飲み物の量が自然と減るため気づかないうちに脱水症状になっていることがあります。

〈誤嚥性肺炎〉誤嚥によって細菌が肺に入り肺炎になることを誤嚥性肺炎といいます。誤嚥性肺炎が重度になって全身状態が悪化することもあります。

リハビリなどでの予防、改善もできますので気になる嚥下障害の症状などありましたらご相談ください。

予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、小児(こども)歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療なら津島市の歯医者(歯科・歯科医院)つしまファミリー歯科へTEL 0567−26−4335

ページの先頭へ戻る