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酸蝕症とは?

みなさん、こんにちは✨

名鉄津島線津島駅より徒歩7分名鉄バス停東柳原町目の前

歯科医院専用駐車場15台で家族で通いやすい予防歯科を大切にする津島市の歯科医院(歯科・歯医者)

つしまファミリー歯科、歯科衛生士の今田です✨

みなさんは酸蝕症(さんしょくしょう)って聞いたことはありますか?虫歯や歯周病は聞き慣れたお口の疾患ですが酸蝕症もお口の疾患のひとつで日本人の4人に1人は罹患していると言われています。

それでは酸蝕症とはどのようなものでしょうか?

酸蝕症とは、虫歯ではないのに、いつも口にしている飲食物や胃液などによる酸から歯の表面のエナメル質が溶かされてしまう病気のことです。

虫歯は菌が出す酸によって歯が溶けますが、酸蝕症は細菌との関連はないので虫歯とは異なります。

酸蝕症の原因は?

*酸が強い飲食物の摂取が多い。

清涼飲料水やスポーツドリンク、ワイン、柑橘系の果物、お酢など酸が多い飲食物を過剰に摂取していると酸蝕症になるリスクが高くなります。

*酸性の薬の服用

ビタミン剤やアスピリンなどは酸性の薬になるので、服用が多いと酸蝕症になりやすいです。

*胃酸

逆流性食道炎や摂食障害がある場合は胃酸によって歯が溶けやすくなります。

*職業病

塩化水素、硫酸などを使うメッキ工場やガラス工場などの職場では働いていたりする方は、酸を含むガスを吸い込む事で酸蝕症になりやすくなります。

酸蝕症の症状とは?

酸蝕症になると、歯の表面のエナメル質が溶けてしまうので虫歯にもなりやすくなります。

・歯がしみる             

・歯が透けて見える

・歯が黄色くなる

・歯が細くなる

・歯が丸みを帯びている

・歯の表面がへこんでいる

・詰め物や被せ物が外れやすくなる

上記のような症状がある場合は注意が必要です。

酸蝕症になりやすい部位とは?

酸蝕症は前歯がなりやすいです。特に下の歯の方が酸が溶けた唾液が歯に接触することによってなりやすくなっています。

酸蝕症の予防法は?

*酸が多い飲食物の摂取回数を少なくする

酸からの影響を少なくする為に、ダラダラ食べたり、ちょこちょこ食べたり飲んだりしないように注意しましょう。なるべく長時間口の中に溜めないようにしましょう。

*酸が多い飲食物を口にした後は、水でゆすぐ

酸が多い飲食物を口にすると口の中が酸性に傾き歯が溶け出すのでゆすいで中和させましょう。

*酸性の物を口にした直後は歯磨きしない。

酸が口に接触すると歯の表面が軟らかくなって傷つきやすいので食後30分後に歯磨きするか、水でうがいした後に歯磨きしましょう。

*フッ素を塗る

フッ素入り歯磨き粉やフッ素ジェルを使用すると効果的です。

*寝る前の飲食を控える

酸性に傾いて脱灰している口の中を唾液の作用で中性に戻すことを再石灰化と言いますが、寝ている間は唾液の分泌が少なくなり、再石灰化が出来なくなります。再石灰化が出来ないまま脱灰の状態が続くと酸蝕症になりやすくなるので注意が必要です。

皆さんの中で気になる症状などある方はお気軽にスタッフまでお声かけくださいね。

予防歯科、虫歯治療、歯周病治療、小児(こども)歯科、ホワイトニング、インプラント、矯正治療なら

津島市の歯医者(歯科・歯科医院)つしまファミリー歯科へ

TEL 0567−26−4335

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